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14宗教 みんなが知らない「ノアの方舟」の事実

まとめ

ノアの方舟は『創世記』にある大洪水にまつわる、主要人物ノアの方舟ストーリー

Noah's Ark is a story related to the Great Flood in ‘Genesis'
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詳細

ストーリー

神 人間は自然環境を破壊している… 数も増えてきて、争いも絶えない
  ここらへんで一旦殲滅するか

そして、大洪水によって彼らを滅亡させることに決めました

神 ただ、人間にも無垢な人がいる、ノアだ
  彼は救おう

そして、「正しい人間」の代表としてノアに方舟を造るようにお告げを出します
また、この世のありとあらゆる種類の動物をペアで乗せるようにと命じました

ノア 神様の言う通りに方舟をつくるぞ!

そして、ノアは方舟を完成させそれに家族と動物を乗せました

ノア 雨が振り始めた
激しい風の音波の轟音

雨は40日間もの間降り続き、世界は大洪水に見舞われました

しばらくしてノアは、水が引いたか確かめるため、鳩を窓から放した
最初は降りる大地がないため方舟に戻ってきました

しかし、7日後にはオリーブの実を加えて戻ってきました
そして、さらに7日経つ頃には戻って来なくなったため、ノアたちは水が引いたことを知ったのです

ノア 動物たちを方舟から地上に降ろそう
   そして、祭壇を建てて神に供物を捧げよう!

神 素晴らしい
  二度と子孫たちを滅亡させるような洪水は起こさないと約束しよう

神はその契約の印として雲の中にを架けました
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ストーリーの起源

この話は誰が書いたのか
→その答えは前回の「哲学 トーラー」にも記してある
www.daichikun.com

結論を言うとモーセになるのだが、モーセはこのストーリをどこから聞いたのか
いろいろな憶測が飛んでいるが、私は「ギルガメッシュ叙事詩」がノアの方舟の原型になると腹落ちした

「ギルガメッシュ叙事詩」とは
Wikipediaより

古代メソポタミアの文学作品
実在していた可能性のある古代メソポタミアの伝説的な王ギルガメシュを巡る物語
人間の知られている歴史の中で、最も古い作品の1つ

特にこの中にノアの箱船の話の原型が含まれていることが判明した
詳しくはこちらを御覧ください↓
ギルガメッシュ叙事詩

単純な時系列で考えてみよう
ノアの方舟の話が出てくる「創世記」は紀元前1440-1400年
「ギルガメッシュ叙事詩」は紀元前2600年ごろ

地理的にはどうか
メソポタミア文明とエジプト文明などこれらの場所はとても近い
いろいろな人との交流があり、色々な話がされていたに違いない
「ギルガメッシュ叙事詩」が伝わる可能性は高いのではないだろうか

「ノアの箱舟」は「ギルガメッシュ叙事詩」が基になっている

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豆知識

オリーブをくわえたハトが平和のシンボルになった理由
ハトを平和のシンボルとするのは、「旧約聖書」の「創世記」のエピソードに由来する
まさに「ノアの方舟」でノアが放った鳩のことだろう
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感想

人は一体いつから神を認識し始めたのだろうか
エチオピアで人の祖先が誕生して、狩猟生活を始め、火を扱うようになり、様々な文明が生まれて…
わからないというのが結論だ
ただ、人が共同体として活動する用になった時に神のように何か偉大な存在やストーリーがあった方がまとめるのが楽だったのではないだろうか
だから、いろいろな神が存在する
それぞれの信じるものにはそれぞれのストーリーがあるから

これは現代でもそうだ
国、宗教、会社、マーケティングなどストーリーがあって目指すべき方向性がある
私達は色々なストーリーがあることを知っておくべきだ
それが誰によって何の目的でつくられたのか…
そうすれば、世界をもっとフラットに見ることができるだろう

ここまで読んでいただきありがとうございます
では、また明日(^o^)