13哲学 ソクラテスから学ぶ”知ることの大切さ”
まとめ
ソクラテスは古典期ギリシアを代表するアテネの哲学者
対話法による真理の探究をめざし”生きることとは何か”ということを考える倫理学をはじめて行った人物
Socrates is a philosopher of Athens
Socrates tries to explore the truth by dialogue method Thinking about "what is living"
詳細
<時代>
ソクラテス(紀元前469年頃 - 紀元前399年4月27日)
<出身>
ギリシアのアテネ
<有名な弟子たち>
プラトン
アリストファネス
クセノフォン
アリストテレス
<無知の知>
プラトン/田中美知太郎訳『ソクラテスの弁明ほか』1968 新潮文庫 p.21-22より
しかしわたしは、自分一人になったとき、こう考えた。この人間より、わたしは知恵がある。なぜなら、この男もわたしも、おそらく善美のことがらは、何も知らないらしいけれでも、この男は、知らないのに、何か知っているように思っているが、わたしは、知らないから、そのとおりに、また知らないと思っている。だから、つまりこのちょっとしたことで、わたしの方が知恵のあることになるらしい。つまりわたしは、知らないことは、知らないと思う。ただそれだけのことで、まさっているらしいのです。
→つまり、「知らないことを知らないと思っている」
詳しくは下記で
ほとんどの人は無知の知を誤解している!
とても、丁寧でわかりやすく書かれています
<問答法>
ソクラテスは相手の意見を十分に聞いて、矛盾点を問いた
相手が自分自身で自分の考えを整理し、矛盾を発見できるようにすることで、ソクラテスの考えを相手自身が納得できるようにした
→人は自分の考えではないと納得しない
相手の意見でも納得するよ!という人もいるだろう
そんなあなたも相手の考えを自分なりに解釈して自分の考えにしているはず
それか全く考えていないかだ…
”本当の知は自分の中から生まれてくる”
<知徳合一>
ソクラテスは、正しい知恵を持っていれば罪を犯すことはせず、正しい知恵を持つことは、徳を持つことであると考えた
人間の最大の幸福は、日ごとに徳について語りえることなり。魂なき生活は人間に値する生活にあらず
豆知識
ソクラテスの命日(4月27日)が哲学の日になった
感想
あなたのあらゆる言動を誉める人は信頼するに値しない。間違いを指摘してくれる人こそ信頼できる
よりよく生きる道を探し続けることが、最高の人生を生きることだ
どれだけ人生、自分自身、我々を取り巻く世界について理解していないかに気づいた時に、我々一人一人に英知が宿る
50以上ある名言の中から自分の琴線に触れたものを取り上げた
これらは自分には耳が痛い言葉だ
特に”間違いを指摘する”という言葉
自分も相手も傷つけずに相手のためを思って間違いを間違いだと伝えるのは本当に難しい…
これを解決するのは”相手を知ること”にあると思う
この人はこういう人だからこんな言葉をかけようとか相手によって伝え方が変わる
知ることで相手を理解できる、信頼できるのだ
教養を身につけることも相手を知ることに繋がると信じている
”知ることでの受ける恩恵”というのは計り知れない
読んでいただきありがとうございます!
では、また明日(^o^)
参考資料
ソクラテスの名言・格言集。哲学者ソクラテスの思想 | 癒しツアー | Page: 3
ソクラテス:モチベーションの上がる言葉66選
世界史年表
哲学者の祖!ソクラテスとは?|名言、無知の知、弁明、問答法を解説 | BRAVE ANSWER
ソクラテス式問答法 - Wikipedia