文学 『ユリシーズ』
〇一言まとめ
『ユリシーズ』(1922)というのは、アイルランドの作家ジェイムズ・ジョイス がホメロスの『オデュッセイア』をアイルランドの都市ダブリンでの、ある一日の出来事として作り変えたストーリー
James Joyce`s Ulysses (1922) is retells Homer`s Odyssey in the context of a single day in Dublin, Ireland.
〇『ユリシーズ』とは
・特徴3点
①登場人物を丹念に描写している
②他の文学作品や芸術作品に触れた箇所が多い
③言葉の斬新な使い方にあふれている
◯特徴①②を示す引用文
ブルームの妻のモリーが浮気をしていても本心では夫を愛していることが、次のように語られる
and then he asked me would I yes to say yes my mountain flower and first I put my arms around him yes and drew him down to me so he could feel my breasts all perfume yes and his heart was going like mad and yes I said yes I will Yes.
翻訳文
それで彼あたしにいいのか言って聞いたのyes山に咲くぼくの花よyesと言っておくれって言うからあたしまず彼の背中に両腕を回してyes彼を抱き寄せてあたしの旨を押しつけたらいい匂いがしてyes彼の心臓ものすごくドキドキしててyesあたしは言ったのyesいいわよってYes。
〇感想
ユリシーズ 文庫版 全4巻完結セット (集英社文庫ヘリテージ)
- 作者: ジェイムズ・ジョイス,丸谷才一,永川玲二,高松雄一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/02/01
- メディア: 文庫
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